かわたか(6度目)です。
自宅でノートパソコンを使っているのですが、電源プラグをこまめに抜き差ししています。
もちろん、それはバッテリーの寿命を長持ちさせたい一心からなのですが、実際のところどうなのでしょうか?
というわけで、夏休みの自由研究として、ノートPCのバッテリーを長持ちさせることについて調べてみました。
結論、バッテリーの寿命を延ばすためには、以下のようなことに気を付ける必要があるようです。
・充電しすぎないこと、特に満充電(100%)で電源プラグをつなぎっぱなしにすること。
・放電しすぎないこと、特に空にするのは良くない。
放電のしすぎについては、あまり問題なさそうです。
私のノートPCでは、残り容量20~30%くらいで、充電を促す警告が表示されます。
一方、充電のしすぎについては、同じように警告表示してくれる機種もあるようなのですが、私のノートPCには、そういった機能がないようです。
そのため、満充電のまま、しばらく使い続けてしまう、といったことが起こります。
そこで、バッテリーが充電されたら教えてくれるアプリを作りました。
バッテリー残量を監視して、設定した上限・下限に達すると教えてくれるようにします。
必要な動作としては以下となります。
・バッテリー残量の監視
・ダイアログやトースト(最新のwindowsで、告知用に画面右下に表示されるやつ)による警告表示。
調べたところ、python だと比較的簡単に作れるようです。
バッテリー残量は、psutil というライブラリを使って取得しました。
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import psutil
battery = psutil.sensors_battery()
print(battery.percent) #バッテリー残量(%)を表示
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これを定期的に実行して、設定した上限、下限に収まっているかどうかを判断しました。
警告表示の方は、調べてみたところいくつかあるようです。
今回は、個人的に一番簡単そうな win11toast を使いました。
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from win11toast import toast
#バッテリー残量が上限以上になった場合
toast("充電を停止してください", f"バッテリーが {percent}% になりました。充電を止めてください。", duration='long')
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このようにして、残量の上限、下限での警告トーストを表示しました。
実際はもう少し複雑なのですが、基本的には上記の組み合わせで、下限以下の放電、上限以上の充電が警告されるようになりました。
今夏の自由研究は以上、これからはバッテリーにより優しい生活ができそうです。