スポーツの審判員はどれも大変なんでしょうが、特にプロ野球の審判員はキツイと思います。
なにしろストライク、セーフ、フェアなど、ジャッジする局面が他のスポーツより多すぎるんですよ。
局面が多いほど、そりゃ人間だもの、ミスも増えますよね。

かといって、選手やファンにとっては正確なジャッジをしてもらうのが当たり前。
勝ち負けに影響するジャッジをミスられたら、選手なんか人生かかってるわけで、審判も人間だし仕方ないよね、なんて落ち着いてらんないです。

なんか現状の野球の審判制度って、もう限界なのかな、と。
このままだと、選手もファンも審判員自身も、皆ストレスがたまってしまうばかり。
「審判が試合のドラマを作る」とか、もういいから。

特に野球の審判は、それこそ20年前は人間の判定以外に方法がなかったですが、今は機械の判定精度が飛躍的に上がってますから、いつまでも大昔に作ったやり方に固執することはないかな、と。
今の時代、もっともっと機械に頼りましょうよ。トラックマンやら全方位の動画判定など、さらなる機械化での判定範囲拡大を、審判組織、野球機構、選手会が結束して、お金をかけて真剣に検討した方が野球界全体にとってもプラスかと思います。MLBの実験みたいに積極的に良い方法を模索してほしいです。

それでもフライのダイレクトキャッチ判定など即時性が必要なジャッジは機械化が難しいですね。
あと気になるのは、リクエスト制度の導入そのものはジャッジの正確性が上がって大変素晴らしいのですが、そのリクエスト発生機会が余りにも多すぎかと。
この制度があるせいなのか、以前より審判員のジャッジの正確性が落ちてませんかね?
まあ昔に比べ選手の技術が全体的に底上げされたことで拮抗したプレイが増えてジャッジしずらいのかもしれませんが。

なので機械化の検討とは別に、審判員の評価システムも同時に検討してほしいんですよね。

とりあえず思いつく評価基準は、こんなところでしょうか。
・トラックマン比較によるストライク判定の正答率
・リクエストによる判定変更の発生率
・選手、監督、コーチ、ファンによるGood/Bad評価

どうしても審判員を罵倒するばかりになってしまいがちですが、難しいジャッジに成功した時はファインジャッジ!と評価するとか、正答率が高い順にランキングして首位打者みたいに競うとかして、明確に審判員を評価をしてあげたいです。
で、野球機構が各試合の審判員を誰にするか指定できるようにして、評価の高い審判ほど試合にたくさん起用してあげる。
その分、年棒にも反映されれば、審判技術やモチベーションの向上にもつながると思うのですが、いかがでしょうか?

はい。今回の記事の動機は、初回6点とられた後、その裏に7点とった試合ですよ。7点のきっかけの先発ピッチャー、トレードされちゃいましたからね。この試合だけが原因じゃないと思いたいですが、ジャッジが野球人生に影響与えすぎです。

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