「任意の23人の中で誕生日が同じ人がいる確率は50%以上になる」

正直本当か?と思ったので計算してみることにしました。

まず本題の余事象である
「任意の23人の中で誕生日が同じ人がいない」確率を求めます。(注:1年365日で計算しています)

2人目が1人目と違う確率=364/365
3人目が1人目2人目どちらとも違う確率=363/365
~略~
23人目がそれまでの人と違う確率=343/365

よって23人全ての人が誕生日が違う確率は、上記を全て掛け合わせて約0.4927になります。

このことより本題の確率は
1-0.4927=0.5073
となり確率は50%を超えることが言えます。

まあよくよく考えてみれば、23人から2人を選ぶ組み合わせは(23*22/2=)253通りもあるので、それだけチェックすれば誕生日が同じ人も見つかるってもんですね。

さて、話は変わってゲームのデバッグのお話。
完成したゲームは最終的に不具合がないかデバッグ作業でチェック&修正を行います。
もちろん開発途中でも随時デバッグは行うのですが、やはり山場はマスターアップ直前のデバッグ作業。
再現性のある明確な不具合は修正するのに問題はないのですが、厄介なのは再現性のない不具合の対処。

フリーズバグなど不具合の内容によっては徹底的なチェック&修正が必要ですが、 画面が一瞬壊れるなどゲーム進行に問題がない場合、しかも発生頻度が極端に低い場合は 不本意ながらそのまま製品になってしまうことも自社他社問わずあるものと思われます。

しかし、仮に発生頻度が1000時間に1回だとしても、1万人のユーザーがいれば6分に1回、 10万人なら36秒に1回、100万人なら3.6秒に1回全国どこかで不具合が発生している計算になるわけです。

そう考えると、たとえレアな些細なバグだとしても、最後まで妥協せずに解決しなければいけませんね。

前の記事
ビジネスマナー 語尾について
カテゴリー
M.S
次の記事
入り口はかなり広くなってきてるよね
カテゴリー
K.K