さて、3月も終わり4月に入りました。私のネタが載るのが4月1日なハズなので、今回は4月バカ、つまりエイプリルフールについてのお話でもしようかと思います。

エイプリルフールの起源は、不明だそうです。起源説がいくつかあるそうですが、どれも確証が無いとかで、ハッキリしないようです。

日本では、あまり大々的にはおこなっておりませんが、ヨーロッパなどの他の国ではもっと大々的におこなっています。
TVで嘘のニュースを言ったり、新聞が嘘の記事を書いたり、メディアが堂々嘘をつくそうです。
いやぁ、日本では考えられませんね♪

もちろんネットの上でも嘘の情報が載ってたりします。
と言う事で、私が印象に残っているジョークを少し書いてみようかな。

RFCと言うのをご存知だろうか?
簡単に言うとインターネットの標準を決める文書だと思ってくれればいいです。
例えば、転送プロトコルを定めたり、HTMLの書き方を定めたり~とかね。

こんな紹介をしている以上、ここでももちろんジョーク文書が書かれてるわけです。
そのうちの少しを簡単に紹介しようと思います。



RFC 4824 「The Transmission of IP Datagrams over the Semaphore Flag Signaling System (SFSS)」
(手旗信号システム(SFSS)によるIPデータグラムの伝送)
概要
  この文書は、手旗信号システム(SFSS)を用いて、IPv4/IPv6のパケットをカプセル化および伝送する方法を定義する。
1.序論
  この文書は、手旗信号システム(SFSS)を用いて、IPv4/IPv6のパケットをカプセル化および伝送する方法である、IP-SFS を定義する。
 SFSS は1組の手旗を振る事により伝達される、英文による国際的な通信手段である [JCroft, Wikipedia]。
 SFSS では、それぞれの英字や制御信号は、手旗信号(SFS)と呼ばれる特定の旗のパターンによって示される。

RFC 2795 「The Inifinite Monkey Protocol Suite(IMPS)」
(無限猿プロトコルスィート(IMPS))
概要
   この文書は、いつウィリアム=シェイクスピアの劇全体またはすばらしいテレビのショーができあがるかを決定する目的で無限個のタイプライターの前に座った無限匹の猿をサポートするプロトコルスィートを記述する。
 このスィートは猿に対するコミュニケーションと制御のプロトコルと猿と相互作用する組織を含む。
1.序論
   無限匹の猿が無限個のタイプライターの前に座り、ランダムにキーを押したら、たまたま完全なシェイクスピアの作品を作り出していたと仮定する。
 しかし、もしこのような偉業がなされるとしても、このことをどうやって 知ることができるだろうか。また、猿がシェイクスピアの作品をエスペラ ントに完璧に翻訳していたとしたらどうだろう。猿の基本的欲求、たとえ ば睡眠や食事を賄いながら、このような作品を手にいれるシステムをどの ようにして構築するのだろうか。これらの重要な問題に現実として含まれ るものをだれも取り扱ってこなかった。

 加えて、相当の努力がシェイクスピアにのみ向けられてきたとすれば膨大 な資源の無駄である。無限匹の働く猿により、猿が世界の貧困の終わらせ 方、病気の治療法、あるいはもっとも重要なテレビ用の良質な喜劇の書き 方に関する文書を作り出すことも同じくらいありうる。このような環境は、 革新のためにうってつけであり、特別な技術的設計により、「世界をもっ と明るくする」のに実に役に立つだろう。

 無限猿プロトコルスィート(Infinite Monkey Protocol Suite (IMPS))はど のように猿の写しが集められ転送され、歴史上の的確さ(シェイクスピアの 作品の場合)または革新(新しい作品の場合)が評価されるかを規定する実験 的なプロトコルのセットである。また、通常の猿の面倒を見るための基本 的な通信の枠組みも提供する。

RFC 1149 「A Standard for the Transmission of IP Datagrams on Avian Carriers」
(伝書鳥による IP データグラムの送信に関する標準)
概要と理論
   このメモは伝書鳥による IP データグラムのカプセル化の実験用の手順に ついて論ずる。この仕様は大都市エリアネットワークで有用である。これ は実験用であって推奨される標準ではない。

 伝書鳥は高遅延、低スループット、低サービスを提供する。接続のトポロ ジーは個々のキャリアに対して単一のポイントトゥポイントのパスに限定 され、標準的なキャリアとともに使われる。しかし、多数のキャリアを、 互いに顕著な混信をすることなく使うことが、春のはじめを除けば可能で ある。これは、キャリアに対し3次元イーサー空間が利用可能であるためで、 IEEE802.3 により使われている1次元のイーサーと対照的だ。
フレームフォーマット
   IP データグラムは、小さな巻紙に、16進数で白い部分と黒い部分によって オクテットごとに分割されて印刷される。巻紙は伝書鳥の足の片方にまき 付けられる。ダクトテープのバンドはデータグラムの端をセキュアにする ために使われる。バンド幅は足の長さに制約される。MTU は可変で、逆説 的に、キャリアの年齢が増えると一般に増加する。典型的な MTU は 256 ミリグラムである。データグラムパディングが必要なこともある。

 受取り手において、ダクトテープははずされ、データグラムの紙へのコピー は電子的な伝送可能形式に光学的にスキャンされる。

とまぁ、長くなってしまいましたが、いかがでしょうか?
私としては、無限猿プロトコルスィートがよく笑えました♪
全容を書いたわけではないので、意味が繋がらない部分があったかも知れませんが、その辺は自分で検索!と言う事でお願いします。
※原文は、もちろん英語です。

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