真夜中の絶叫について

最近、家のセキュリティを向上させるべく自宅玄関に警報装置を設置することにした。

年代物のボロアパートはセキュリティが皆無といってもよく、修羅や変態が跋扈する今の世。

自分の身を守るのは自分しかいないのである。

我が家を要塞にするのだ。



というわけでハンズのセキュリティコーナーで警報装置を購入して自宅のドアに設置。

満足した私は、警報装置のスイッチをオンにして寝ることにした。



さて、この警報装置。

内部にセンサーがあり、そのセンサーに磁石を近づけた状態でスイッチがオフに、センサーから磁石を離すとスイッチがオンになりアラームが鳴る仕組みの警報装置である。

警報装置本体はドアに設置し、同封の磁石はドアから近い壁に設置。

ドアを開けると本体と磁石が離れてアラームが鳴るというわけだ。



寝苦しい夜であった。

昼間に稲川順二の怪談をしこたま聞いていたのもあり、部屋中が霊の気配で満たされていて寝れる気がしない。

心なしか天井の模様が人の顔に見えたりする。


ああ嫌だ、早く寝てしまおうと布団を頭まで被ったその時、何かが落ちる物音がし馬鹿でかい音が部屋中に響き渡った。

アパート中が揺れている感じがする。

言葉にならない声を出しながら飛び起き何事かと音のする方に急いで行ってみると、あろうことか先ほど設置した警報装置がドアから剥がれ落ちて、全力で警報を鳴らし続けているのであった。



直ぐにアラームを止めて、地面に落ちた警報装置を唖然と眺めた。

何も起きていないのに鳴りはじめる警報装置なんてたまったもんやないぞ・・・。



う〜む、やっぱりセコムかアルソックしかないか。

セコム・・・してますか?(A`




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