サボテンについて。

唐突ではあるが、うちにはサボテンがいる。

計3匹。

一つの鉢から、大きい順に長男・次男・三男坊。

それはそれはスカイツリーのように真っ直ぐに天へと伸びていた。

ところが購入して数日後。

寝転びながら本棚の本を取ろうと横着をした結果、あろうことかテーブルの上に置いてあった鉢植えを倒してしまい中身をブチマケテしまったのである。

阿鼻叫喚。

土が絨毯の上に撒き散らされたうえに、根っこがむき出しになったサボテンがコロリと転がっていた。

目を覆うばかりである。


サボテンのあられもない姿は忍びなく、刺の刺さるのも構わず鉢植えへ戻してやったのではあるが、それ以来サボテンはピサの斜塔の如く斜めになってしまった。

長男・次男・三男坊、それぞれがひねくれて思い思いの方向へ伸びている。

この不良どもめ!



とは思ったものの、よく考えればこれは、サボテン達が自立したという風には考えられないだろうか?

親の決めたレールの上を進よりも、自分で道を切り開いていく方がきっと素晴らしいことだ。

とすると、購入したとき真っ直ぐスカイツリーの如く伸びていたサボテンは店の人が見栄えよく育てたサボテン。

いわば親の決めたレールを突き進んでいたサボテンと言えよう。

ならば、一度鉢植えからコボれるという挫折を経験し思い思いの方へと伸びているサボテンは、ついに自分の道を定め進み始めたサボテンということになる。

なるほど・・・彼らはこれから自分の道を切り開いて行こうと言うのか。




・・・

うん。

収拾がつかなくなったので、今回はこの辺で失礼します。


サボテンくらいしか書くネタが無い人なんだと思われたままだと癪なので、次回は熱海について書くことにしましょうか。

それではご機嫌よう。




Penguin