ライトノベルのライトとは何ぞや

先日、ひょんなきっかけで『バッカーノ!』を読みました。
ライトノベルと呼ばれる書籍で、個人的にはこのジャンルは初めてでした。

読んでみて、「あー、面白かった!」で終わっても良いけど、ライトノベルについて、第一印象をまとめてみます。

1作品で全体を判断するのは早計だ、という意見もあるかと思いますが、モノを作る立場としては、引出しを増やすために必要な作業だと思います。


まず、直感的なところから。
事前に聞いていたとおり、テンポがとても良くて、映画を見るように一気に読めたのが驚きでした。
(文字は、音や映像と違って、自分で読み進めなければならないにも関わらず)

今まで読んだ小説は大抵、
「何言ってるんだこいつ。訳が分からん」みたいな箇所が(それも複数)あったような…。

次に、内容はイベントのオンパレードで、常にどこかで爆発が起こっている感じ。
同時多発テロ的とも言える(これは作者の特徴かもしれない)。
ライトなのかヘビーなのか分からなくなってくる。

ただし、起承転結はしっかりあるし、盛り上がりも計算されていた。
構成はうまい。

イベントが次々に起こる一方で、キャラクターはとても分かりやすく書き分けられていて、混乱することはなかった。
被らないように注意してあるのかも。

これらの特徴は、ハリウッド映画の手法そのものだよなあ。
イコール、エンターテイメント小説ってことか。
(ライト映画とは聞かない)

エンターテイメントって、「面白いとは何か?」という問いと同じで、個人的には掴みどころのない言葉なんですが、さまざまなエンターテイメントを知ることで、理解できるのかもしれない。

こういうことを考えれたので、ライトノベルを読めたのは良かった。
きっかけをくれた同僚に感謝!

てんと