サンデーの血

競馬ネタ(かなりコア)です。

いよいよサンデーサイレンス産駒抜きの2歳戦が始まった。
次のリーディングを競うサイアー達は、どういうメンバーなんだろうかとマジメに考えてみる。

まず第一のパターンは、今まで何度も繰り返されてきた、海外新種牡馬が席巻する図式。
ヒンドスタン→テスコボーイ→ノーザンテースト→サンデーサイレンスと続いてきた歴史を見ると、またシャダイあたりが凄い種牡馬を輸入して。。。と、かなり当たり前に考えたくもなるよね。

今までの日本では、成功した種牡馬がいると、猫も杓子もって感じで種付けして、その種牡馬が大繁栄しちゃう。
そうすると、その直仔、直孫の類がはびこり、どうしても、別の系統の種牡馬が必要になってくるんだけど、他の系統に有力な内国産種牡馬がいないから、結局、海外からの輸入種牡馬に頼ってしまうっていう構造。
「日本は種牡馬の墓場」なんて昔から言われてるのも、残念ながら、あながち否定はできない。

ただ、今のところシャダイ期待のフレンチデュピティもティンバーカントリーも、それほど成功はしてないし、ブライアンズタイムはサンデーとの相性イマイチだし、相性良さげなエンドスイープはもういない。
オペラハウスに至っては、ごくたまの大ホームランだけって感じで、とても全能の神サンデーとは比較にならない。
つまり、意外にも、まだこの第一図式で決まりとはなっていないわけ。

第ニのパターンは、サンデーサイレンス系以外の内国産(あるいはマル外)種牡馬が頑張っちゃう図式。
すでに子供が走ってる、グラスワンダーやエルコンドルパサー、キングヘイロー、タイキシャトル、クロフネ。
今年から産駒を送り出す、タニノギムレット、ジャングルポケット。
あるいは今話題の6億円牝馬の父キングカメハメハ、さらにはシンボリクリスエスなどなど。
期待の馬がたくさん揃ってるし、個人的にはこれが最も理想的だとは思うんだけど、現実はかなり厳しそう。
グラスワンダーなんか、やっぱもっといい仔出さなきゃだめだよね。

それで現在はどうなっているかというと、サンデーの子供がその地位を継ぐという第三の図式で、今はまさにこれが旬。
フジキセキ、ダンスインザダークを筆頭に、アドマイヤベガ、スーパークリーク、アグネスタキオンなどなど。
もう、枚挙に暇がないほど、一世を風靡したサンデーサイレンスの直仔達が、リーディングでひしめきあってる。
これはひょっとしたら、ついに日本でサンデーサイレンス系が栄える!という歴史的な快挙が達成できるかも。
そうは願うけど、やっぱりサンデーサイレンスとフジキセキでは、何か違う感じがしちゃうのは何故だ?
何だろう、この感覚。これぞ、まさに日本競馬史に刻まれてきた競馬先進国に対する劣等感かもしれない。

結局どの図式に収まるかは、今後をお楽しみってところだけど、最後にどうしても言いたいこと。

サンデーサイレンス系を、日本で滅ぼしちゃったら、取り返しがつかないってこと。
もし日本で栄えないんなら、海外で繁栄させるべき。それが日本競馬に課せられた使命だって気がする。
もちろん南半球へのシャトルでもいいんだけど、できれば本場欧米に種牡馬として輸出する。
個人的な妄想では、あちらには、まだまだ種付けできる異系の名牝がゴマンといるはずだから、ディープインパクトも、ハーツクライも、海外のGT勝ちまくって、ドバイの大金持ちに種牡馬として買われてくれ。
ユートピアもいいけど、こっちのが絶対に走るんだから。殿下頼むよ、ホント。


さい