世界陸上がカナダエドモントンで開催されています。スポーツの中では地味な方の陸上競技を、テレビ局は頑張ってドラマ性のあるものにしようと努力しています。大きなお世話ですけど。

先日、ふとスポーツとはなんぞやと云うことを考えました。競技によって動かし方、道具や採点の仕方が違うだけで、基本的には体を動かすことだとは思うのですが、じゃぁ動かすってどの程度からなんですかね?

球技、水泳、スケート、陸上、スキー、格闘技なんかは筋力や瞬発力、持久力を鍛えるものとしてほぼ確実にスポーツと言えると思います。体操や上記内の演技種目に関しても同様。ではアーチェリーやクレー射撃ってなんでしょう?オリンピックの正式種目ではありますが、鍛える点は集中力と身体の固定、角度の計算能力と云った所でしょうか。これってスポーツ?

集中力は当然全てのスポーツにあてはまるので置いておいて、その他の部分。本来身体を鍛えて飛距離を伸ばすものであったはずの部分が器械によって補われています。仮にそのメンテナンスが競技の一環であったとしても、身体とは別の部分であることに違いはありません。

もっとひどいのがモータースポーツと呼ばれるもの。人間の役割は一瞬の判断力とそれを実行しうる瞬発力。マシン自体は各団体が作っているので一応の基準はあるにせよ全くの平等ではない。一応タイム競技ではありますが競っている対象ってなんでしょう?ドライバーやライダーの操縦技術だけかと云えばそうでなく、それをも含んだチームの技術力を時間で競っているものと考えることが出来ます。まさしくスポーツと呼べない気がしてきませんか?

百歩譲ってモータースポーツがスポーツであるとしましょう。そうするとゲーム大会ってスポーツと呼べなくもない気がします。限られた条件の中で(一つのタイトル)判断力、瞬発力を駆使して勝負する。レーシングドライバーと似たようなもんです。

でも個人的にはこれをスポーツとは呼びたくないので願わくばモータースポーツからスポーツと云う言葉を外してほしい。工業技術競技会の方が本来競っている事柄に近い気がします。多分そのうち各社がロボットを競い合わせる時代が来るでしょう。はじめのうちはリモコンか何かで動かすんでしょうから(高校生がすでにやってるし)企業がはじめたらそれこそ優秀な操縦者を求めるんでしょう。やってることは今現在モータースポーツがやってることと同じで、道具や採点の仕方が違うだけです。