近年のソフトに見るゲーム論

私は今年で26歳になりましたが、何故かゲーム暦は20年を超えています。
(なにせ幼稚園に入園する前からブロック崩しやらインベーダーなんかをプレイしてましたからね・・・)

まぁそう言うわけで、ゲームに関する知識は80年代のものから滅法詳しく、どうしても話題作なんかが発売されると往年の名作なんかと比較してしまう(悪い?)クセがあります。
ということで、今回は近年のゲームソフト、特にゲームにおける2大タイトルとも言える「RPG」「SLG」から私のゲームに対する持論をちょっと語ってみようと思います。

まず、今やゲームの王道とも言えるRPGから。RPGと言えば昔は海外ものがメインで、日本ではその移植、もしくはそれらと似たようなものを作成していました。
また、当時のRPGと言えばパソコンがメインで、画面自体もいかにも古いパソコンゲームという感じの飾り気のないものが主流でした。
そこから様々な技術が発展、日本独自の大作が次々と登場していきます。中でもグラフィックにおける進歩はすさまじく、現在では3Dポリゴンを駆使しムービーがバリバリ入っている、なんていうものが当たり前になっています。

次にSLG
SLGは昔はそれほどタイトル数が多くなく、ACTRPGが大半を占める時代としてはかなり特異なジャンルと言えました。
しかし徐々にタイトル数が増えていくと共にシリーズものが流行し、やがてSLGRPGと並ぶほどの大きなジャンル分けが出来るほどになりました。
そして現在では「より忠実な舞台設定」「より豪華な演出」を目指しシリーズものはもちろん、新規作品においても更なる新化を遂げていくでしょう。

しかしながら私は、このような現状に疑問を感じずにはいられません。確かに現在はグラフィック面でもサウンド面でも昔のものとは比べ物にならないほど向上しています。故に現在は見た目中心という感覚がかなりのウエイトを占めているように思えます。

ではゲーム性はどうでしょう?
ゲームとして「これは斬新なものだ!」「これは本当に面白い!」と言えるものがどれだけ存在するでしょうか?
見た目にとらわれ過ぎて、肝心なゲーム性を軽視する傾向はありませんか?
ネームバリューにとらわれて「有名だから面白い」とは思っていませんか?

そう言う意味では、昔は良質なゲームが数多くありました。と言うのも、昔はハード面での制約がかなり多くあり、綺麗なグラフィックを表示したい、ゴージャスな音響を出したい、と言っても出来ないというのが現実でした。
そのため実現範囲内であれこれ考え、システム面での向上を重視し、見た目にはそれほどではなくても、ゲームシステムが面白い、凝った作りになっているというものが多く存在していました。

ゲームはあくまでもゲームであって映画ではありません。本当に美しいムービーが見たければ映画を見れば良いわけで、見た目が綺麗=面白いと言う認知がもしあるのであれば、それは大きな誤りではないかと感じずにはいられません。

ゲームがゲームであるために、見た目重視ではなく、ユーザーが「本当に面白い」「心に残るゲームだ」と思えるようなゲームを今後作っていきたい、と切に願います。 (T.N)